成約率が劇的に変わる!テストクロージングの具体的な実践方法

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投稿者:
代表理事
小沼 勢矢

私たちがセールスをする際に、一番お客様にお断りの理由としていただくことが多いのが「価格」です。 なぜ「価格」が一番多いのか、それは一番お客様がお断りの理由としてあげやすい理由だからです。 つまり、セールスを行う上で、価格というものが、お客様が商品やサービスを購入する際の一番のボトルネックになる可能性が高いということになります。 しかし、自分の提供している商品やサービスの「価格」をしっかりと伝え、その価格をお客様に受け止めていただいて、はじめてお客様は購買行動に至るわけなので、価格というものを伝えなければ私たちは商品やサービスを購入していただけません。 実は、この「価格」を伝える際に抑えておくべき重要ななポイントがあります。 それが価格を伝える前の段階でのテストクロージングです。

この記事はPodcastでオーディオセミナー配信しています。
目次

価格を伝える前にテストクロージングを行い、価格以外の断る理由を全て対処しておこう!

例えば、みなさんが30万円のコンサルティングサービスを販売していたとしましょう。その際に成約しない典型的なケースとして考えられるのが、「お客様に商品の説明をする一連の流れの中で価格というものを伝えてしまう」というケースです。

一方で、成約しやすいケースとしてぜひみなさんに心がけていただきたいのが、「価格を伝える前に、価格以外の断る理由を全て対処対応しておく」ということです。もし、あなたが自分の商品やサービスを販売したいのであれば、「価格を伝える前に商品の価格以外の断る理由を全て対処対応しておくこと」が大事です。

これを実践するだけで成約率は大きく変わります。なぜなら、お客様の価格以外のお断りをする理由に対して、徹底的に対応しているからです。これが実践できるようになると、私たちは価格に関するお断り文句に対してのみ対応すれば良くなるため、商品やサービスのセールスを成約するのが非常に楽になります。

もちろん、「本当は不安に思っているけれども、お客様が口に出さない」というケースは往々にしてあります。これについては、それまでのセールスの流れや、お客さんとの信頼関係、ラポールの構築度合いなど、さまざまな要因が関係してきますが、お客様に本当は持っている不安を口に出していただけない、本心を語っていただけない場合は往々にしてあります。

これに関しては、また別のスキルでの対応が必要になるので、別の機会に解説させていただきます。

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あくまでも今回伝えたいのは、価格を伝える前に「ここまでの私の話を聞いてそれでもやってみたいと思いますか」というお客様の意思決定を得ておく事の重要性です。

お客様が抱える「価格」以外の不安な点やご質問事項に関して、「価格」を伝える前の段階ですべてお客様の「イエス」を取っておくことが非常に重要です。それができると、後はお客様に商品やサービスの「価格」を伝えるのみとなるので、価格を伝えて、後はお客様の最終的な意思決定を仰ぐということになります。

このように、価格を伝える前には必ずテストクロージングを行って、いかに価格以外の「イエス」を取っていくか、ということを意識して見てください。

実は、お客様も自分の言葉で「イエス」と言ったことに対しては、「ノー」と言いにくいのです。なぜなら、一度「イエス」と言って心理的合意を得ているので、お客様自身もその後に「ノー」とは言いにくくなるためです。これはセールスを成約させる上で抑えておくべき、とても大事なポイントです。

セールス活動において、特に「価格を伝えるのが苦手」「価格を伝える時に心がドキドキする」「断られたらどうしよう」と思ってしまう方ほど、今回ご説明させていただいたように、価格を言う前にテストクロージングをしてお客様に価格以外の「イエス」を取っておくということを実践してみてください。
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テストクロージングの具体的な方法

テストクロージングの具体的なやり方は簡単です。例えば、「価格」を伝える前の段階でお客様の不安や質問事項に対応した後に、「では、〇〇さん、ここまで聞いてみて、このプログラムやってみたいと思われますか?」という風に聞きます。

ここで「やってみたい」とおっしゃった方に対しては、「ありがとうございます、ここまでにご不満な点とかご不明点ございますか?」と続けて聞きます。このワンクッションを入れるだけで、価格を聞く前の段階で、お客様が抱える不安な点や不明な点を全て受け止めることができるのです。

このように、価格を伝える前に必ずワンクッション置いて、ご紹介したトークを参考にテストクロージングを入れてみてください。

トークスクリプトについては、そのまま使っても良いですが、ぜひご自分の商品やサービスだったらどのようなトークや言い回しを変えられるだろうということを考えてみて、ぜひ自分流のテストクロージングトークスクリプトに落とし込んで聞いてみてください。



価格を伝える前にテストクロージングを入れるだけで成約率が変わる!

実際に私はこれをやるだけで成約率が大きく変わりました。実は、私もこのポイントに気づくまでは、お客様の意思決定を確認することが怖くて、商品を説明する一連の流れで「価格」を言ってしまっていました。
しかし、そうすると、本当のお断り理由は「価格」だとしても、お客様からは様々なお断りの理由が出てきました。

「お金がない」ということはなかなか言い出しにくいものなので、「講座の日程が合いません」や、「成果が出るかどうか不安です」など、いろんな理由が次々に出てきます。

だから成約しないのです。

ですから、「価格」を伝える前に、「しっかりとお客様の不安要素を明確にして、その不安に1つひとつに対処していくテストクロージング」をまず意識してください。そして、全てに対してイエスをもらった後、最後に価格を伝えるのがベストです。

この「テストクロージング」を意識的に入れだけで、抜本的に成約率が変わります。

ぜひ実践してみてください。

投稿者:
代表理事
小沼 勢矢

一般社団法人プロセールス協会代表理事。株式会社プロアライブ代表取締役。脳科学を活用したコンサルティングを8年で3,500人以上のクライアントに提供してきた。コロナ禍で営業に課題を抱えるクライアントが増加したことがきっかけで、脳科学を基にしたセールスメソッドを確立。価値あるサービスを世の中に上手く届けられずに困っている事業者様を支援したいという想いから、一般社団法人プロセールス協会を設立。 【出版実績】 自分の脳に合った勉強法(フォレスト出版) シャイン博士が語るキャリア・カウンセリングの進め方(翻訳) シャイン博士が語る組織開発と人的資源管理の進め方(翻訳)

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